すでに米国や香港が同原発に近い地域で生産された食品を対象に禁輸を実施しているが、
新たに中国、台湾、韓国、シンガポール、オーストラリア、フィリピン、ロシアが輸入を停止するなどの規制に乗り出した。
対象品目は、日本政府が出荷を制限している福島、茨城、栃木、群馬に加え、
千葉からの乳製品や果物、野菜、魚介類が中心だが、
台湾は25日、この5県でつくられたすべての食品について輸入を停止すると発表。
シンガポールは愛媛産の野菜と果物についても輸入停止を決めた。
検査態勢を強化する動きも出ている。中国の国家品質監督検査検疫総局は同日、
日本全域で生産された食品全般に対して検査を強化すると発表。
各国とも今後の状況をみて規制の対象地域や品目を広げる可能性がある。
http://www.asahi.com/international/update/0325/TKY201103250486.html