1:名無しさん@涙目です。(東日本):2011/11/07(月) 21:07:22.56 ID:KOMOCYZO0●

ゴッホがサンレミの病院に入院中に描いたのが、看護師のタラバックとその妻でした。
このオリジナル作品は、ゴッホがモデルにあげてしまったため、長いこと行方不明でした。

この肖像画の凄みは、偶然か計画的か、生まれてしまった色。顔の影に緑が入っていて、まるで最近の映画の色を先取りしたかのよう。

当時の絵画は陰影の差を色の差としていただけで、線は使いませんでしたが、ゴッホは北斎の影響もあって線を使います。しかも、その線の中にもうひとつ色を置いたりします。

影に色を積極的に使うようになったのはモネが最初ですが、実際に実生活でも影には反射する色があります。たとえば頬の影の近くに赤い物があれば、影は赤くなります。なので、絵画において影に色を使ってもおかしくはなりません。
ゴッホの場合は線の中に積極的に色入れますが、それも同じ原理でおかしくはなりません。

影の原理として、濃い色の中に、少しくすんだ色を入れれば大丈夫。

この絵の場合は、くすんだ緑色の影が先にあり、その上から鮮やかな肌色を線で入れていくという方法です。 クリムトなども近い描き方をしていますが、影にこれほど色はありません。

ゴッホは真に革命的でした。
http://maash.jp/archives/10791

GP11110800


4:名無しさん@涙目です。(埼玉県):2011/11/07(月) 21:08:05.97 ID:l2txP04S0

タッチが凄いでござるよ ゴホォ


7:名無しさん@涙目です。(愛知県):2011/11/07(月) 21:08:43.13 ID:B4wL2eXN0

ぶっちゃけ日本の紙幣の肖像画のほうがはるかに芸術的


8:みのる(神奈川県):2011/11/07(月) 21:08:58.54 ID:+bi2Vb/L0

価値があることにしないと高く売れないので。
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