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1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/10(火) 22:59:48.99 ID:IZlz7HYn0
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スレ立てはじめてなんで、適当に語るので適当に聞いてくれ
当時のスペック
俺
中学2年
ガリガリ
フツメン
学校では目立つ感じでも暗い感じでもなく、どこにでもいる普通な学生
俺が中学校2年の時だった。俺はテニス部に所属して毎日テニスに明け暮れていた。
ある日普通に普通に部活をしていたら同じ部活の女子二人に話しかけられた。
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5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/10(火) 23:01:32.95 ID:Z4PidM/x0
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続けたまえ
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8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/10(火) 23:02:07.96 ID:IZlz7HYn0
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女1「俺くんて今彼女いるの?」
俺「いないよ」
女2「じゃあ好きな女の子は?」
俺「好きな人もいないよ」
そしたらめっちゃニヤニヤしながら
女1&女2「へ~wwwそうなんだwww」
と言われ、 女1&女2 は嬉しそうにどこかへ行った。
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15: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2012/01/10(火) 23:03:05.69 ID:bswFFcVG0
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続けろ
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24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/10(火) 23:04:36.23 ID:Z4PidM/x0
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ほう、けしからん
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28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/10(火) 23:04:54.35 ID:IZlz7HYn0
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女1はプロレス好きでガチムチが好みで、女2は1年の時ずっと「俺くん好きだー」と校内で大声で言ってくる奴だったが、気づいたら違う奴と付き合ってた。まあからかわれていただけだ。チクショウ。
そうなると他に俺のことが好きな女子がいて、代わりに好きな人がいるかどうか聞いてきた感じなのかなっと思った。
その後もその 女1&女2 にも友達にも
「モテモテだねーwww」
とニヤニヤして言われ続けた。
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45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/10(火) 23:06:24.46 ID:IZlz7HYn0
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普通に校内でみんなが聞こえるように言うのはおかしいと思ったが、女2のこともあったのであまり気にもとめずにいた。
そんなことが三ヶ月近く続いたので、さすがに気になって1番仲が良かった友1に聞いた。
俺「ずっとみんなニヤニヤしながらからかってくるってことは、誰が俺のこと好きか知ってんだろ?」
友1 「さぁwwwしらねーよwww」
俺「ふざけんな!お前もからかいやがって!」
俺はキレて 友1 と殴り合いのケンカをした。しばらくケンカしたら
友1 「何でそんなキレんだよ!じゃあ教えてやるよ!」
と言われ、ケンカは終わった。そしたら 友1 はブツブツ不満を言いながらも女3が俺のことを好きであることを教えてくれた。
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61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/10(火) 23:08:14.04 ID:IZlz7HYn0
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俺はやっとスッキリしたのと、女の子に告白されるかもしれないという気持ちで嬉しくなったが、
俺「女3かよ。どーでもいいよ。」
とまた中学生丸出しの反応をした。女3とは話したことはあるが特別仲が良いというわけでもなかった。しかも、女3はおとなしい子だったし、女1と女2と一緒にいることも見たことない。なのにこんな校内に噂が広まっているのはおかしいと思ったが、嬉しすぎて気に留めなかった。
スッキリしたので、周りのからかいにも余裕を持って答えられた。かなりウキウキしながら毎日過ごしてたと思う。
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65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/10(火) 23:09:02.80 ID:WdL6lwvs0
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女3のスペ
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84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/10(火) 23:11:44.16 ID:IZlz7HYn0
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>>65
女3
身長普通
おっ◯い小さい
真面目&メガネ
おしとやかな感じ
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70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/10(火) 23:09:35.03 ID:IZlz7HYn0
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その一ヶ月後のある日、普通に登校して下駄箱を見ると、手紙が入っていた。俺はもしかしてラブレターか!?っと思って開けたら期待通りだった。
可愛らしい字で「放課後、近くの公園にきてください」と簡単に書いてあった。
その日一日はドキドキが止まらなかった。はじめて告白される!OKするのか!?どうする?とかずっと考えてた。周りも相変わらずニヤニヤしながらからかってくるが、その日はそれすら心地良かった。
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90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/10(火) 23:12:24.51 ID:IZlz7HYn0
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そして放課後、公園に向かった。女3はいなかった。というか誰もいなかった。まぁまだ来てないのかと思って待ってると、誰かが来た。ふと目をやるといきなり
「ずっと俺くんのこと好きでした!付き合ってください!」
と身長180cmくらいの坊主の男に言われた。
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100:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/10(火) 23:13:20.02 ID:Z4PidM/x0
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>>90
アーーッ♂
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96:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/10(火) 23:13:01.59 ID:CSV3tXed0
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うほ
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97:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/10(火) 23:13:04.88 ID:yRnwGiQ+0
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ワロタ
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101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/10(火) 23:13:24.51 ID:IZlz7HYn0
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いかにもなおネェ声だった。俺は一瞬目の前が真っ白になったが、親戚にもおネェ系が一人いて耐性があったのか、すぐに立ち直り、
俺「ゴメンなさい。付き合えません」
ときっぱり断った。
坊主はダメもとだったのか、
坊主「だよね、変なこと言ってゴメンね」
とあっさり納得してくれ、お互い別れて俺は家に帰った。
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106:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/10(火) 23:13:52.17 ID:J0hiSPw00
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なんとまあ
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108:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/10(火) 23:14:11.01 ID:IZlz7HYn0
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その坊主は俺と同じ学年で名前も知っていたし、おネェ系であることは有名だった。が、今まで一言も話したことはなかったので驚いた。
予想の斜め上をいくってこんな感じなんだなと思った。実は女3がくるのではなく、その友達がきたり、もしくはいたずらで罰ゲームなりで告白だったりすることは考えてた。しかし、あの言葉は紛れもなく真剣そのものだった。
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117:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/10(火) 23:14:51.15 ID:IZlz7HYn0
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しばらくして改めて考えると、友達が言った「女3が俺のこと好きだ」と言うのは嘘でこのことを隠すためだったのかと気づいた。
まあそんなことだろうなと思い、ふて寝した。
次の日学校に行くと、俺が坊主に告白された話はすでに広まっていた。公園には誰もいなかったしなぜだ?と思ったがその坊主がほかの女子に話していたらしい。おネェ系ってやたら女子と仲良いよな。そのせいであっという間に俺は校内で有名になってしまった。
有名になってしまったが、みんな「まあ当然の結果だよな」という感じで、ネタにされるわけでもなかった。坊主本人もそう思っていたから軽い感じで女子にも話していたんだと思う。
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137:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/10(火) 23:16:29.86 ID:IZlz7HYn0
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しかしこれが、俺にとって一つの悲劇を生む。
休み時間になると、喧嘩した 友1 が
友1「お前聞いたぜwww坊主に告白されたんだってなwww」
俺「あーそうだよ」
友1「マジ驚いたし、笑えるわwww」
俺「なんでいまさら」
友1「おれ全然知らなかったよwww」
俺「は?おまえわざわざ嘘までついて隠してたんだろ?」
友1「嘘?なにそれ?」
俺「女3が俺のこと好きだって嘘だよ」
友1「え?それ嘘じゃないよ。本人から直接相談されてたんだよ」
俺は混乱した。何言ってんだこいつ状態だった。
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141:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/10(火) 23:16:56.31 ID:7wHadyN00
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>>137
え?
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165:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/10(火) 23:19:14.51 ID:QwVpKkcFO
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女3に期待
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169:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/10(火) 23:19:27.53 ID:IZlz7HYn0
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女3が俺のことを好きだったのは本当のことだった。そしてそのことを女3は 友1 に相談した。
これが、坊主が俺のことを好きであると知れ渡った時期と重なっていた。それにより、 友1 は「女3が俺を好きであること」がみんなになぜか知れ渡り、からかわれていると勘違いをしてしまっていた。
友1からしたらいい迷惑だよな。女3からの相談に乗ってただけなのにいきなり俺にキレられて殴られるんだもんな。
それはそうと坊主に告白されてしまったが、女3が俺のことを好きであるのは事実。
それは不幸中の幸いというのか、神に見放されてないのか、俺は元気を取り戻した。女3と付き合ったら何しようと考えていたことが現実になるかもしれない。そう考えると落ち着いてはいられなかった。女3に積極的に話しかけていった。
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181:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/10(火) 23:21:13.06 ID:QwVpKkcFO
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>>169
これは…
期待大
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182:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/10(火) 23:21:13.30 ID:IZlz7HYn0
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が、結局女3と付き合うことはなかった。もともとおとなしい性格であったので、坊主に告白され有名になった俺と付き合うのは嫌だったらしい。完全に女3の俺への好意は冷めてしまった。
それからは卒業までに、あきらめの悪い坊主から何回も家電にかけられてかるい電話恐怖症になったり、卒業後は、バイト中に超かわいい子に名前で呼ばれたと思って嬉しくなっていたら、その子は親戚のおネェだったり、いろいろあちら方面の方には苦労しました。
話しはこれで終わり。最後まで聞いてくれた人はありがとう。
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185: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2012/01/10(火) 23:21:40.64 ID:Cx/3ymLs0
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乙乙
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189:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/10(火) 23:22:10.47 ID:j7yfU6cI0
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坊主こええww
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193:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/10(火) 23:22:19.35 ID:J0hiSPw00
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終わりかよ!
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202:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/10(火) 23:24:21.01 ID:IZlz7HYn0
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当時は携帯もなかったから、連絡先も知らないしなにやってるのかも知らない
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217:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/10(火) 23:27:50.52 ID:IZlz7HYn0
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正月に地元帰って、中学の同級生と飲んでたらこの話になって思い出しただけだ
対した落ちなくてすまん